ジャ二オタを卒業した2018年11月30日。私はこの日を忘れない
晩ご飯を食べる前にスマホを見た。
仲の良くさせてもらっている顕嵐担からの電話しよう、というメッセージに気づいた。
そんなすぐに電話しようと言い出す子ではない、というイメージだったので、
どうしたのだろうと思い、「どしたー?いいよ」と返信した(多分)
返ってきた一言が「Twitter見た?」だった。
まだ見てなかった私は、急いでTwitterを開いた。
とりあえず混沌としたTLだった。
Love-tuneに何かあったらしい、でもそれがつかめなくて、
個人的にTwitterの検索はあまり好きではなかったけれど、検索するしか無いと思い、
検索のページを開いて「Love-tune」と入れようとしたがそんなの不要だった。
「Love-tune」がトレンド1位だった。
最初某週刊誌のネット記事が出てきた。
またか、と思ったけれどその下に見えたツイートに胸騒ぎを覚えた。
「退所」の文字
ここ半年ほど故意なほどに避けてきた二文字がいきなり目に入り、一瞬眩暈がした。
恐る恐る覗いてみるとLove-tuneが全員退所する、という旨の公式発表があった、ということだった。
その退所日時が違うのは多分美勇人くんはニート3が12月いっぱいの公開だから。
謙ちゃんはきっとらじらーを3月いっぱいのクールがあるから、だと思った。
思ったよりずっと冷静に考察していたけど、徐々に混乱してきて、感情がぐちゃぐちゃになった。
ずっとこんな事務所にいるくらいなら彼らの能力を最大限生かせる環境に行けばいいと思ってた。
今思ってる究極はLove-tuneが事務所を移籍して、その先の事務所にちゃんと守ってもらって、
テレビも出て、ライブも出て、めちゃくちゃ売れて、
国民的グループになって、ジャニーズ事務所Love-tuneを封じ込めて、手放したこと死ぬほど後悔すればいいのに
えび座の幕の件の時、ツイートでもこんなこと言ってるし。
でもなんか涙が止まらなくて、そのまま顕嵐担に電話して、
何で泣いてるか分からないって言いながら。
実際分からなかった。
ジャニーズ事務所がこの半年強の間ずっと嫌いだった。ずっと憎かった。
嫌いになるためにジャニーズを好きになったわけがないのに、ずっと苦しかった。
その苦しみから解放されかもしれないのに涙が止まらなかった。
たぶん、どこかでLove-tuneはまたジャニーズJr.のLove-tuneとして復活する、と信じてた。
私はLove-tuneこそが「ジャニーズであること」にこだわりを持っていた人の集まりだと思ってたから。
たぶん、さみしかった。
たぶん。
彼らは一体何と闘っていたんだろう
「僕たちは諦めない」
横アリでのあのことばは何を諦めないといけない状況だったんだろう
でも最後まで彼らはLove-tuneであり続けた。
あの公式文書のなかに「解散」の字はなかった。
最後まで7人だった。
せめての救いだった。
Love-tuneは最後までLove-tuneらしかったから
2018年11月30日に私は私らしくいられた。
ジャニーズJr.のLove-tuneは最後までいろんな人に愛されてた。
彼らのことを、彼らとの思い出を愛する人がたくさんいたことに幸せを感じたのは
皮肉にも彼らの大半が一般人にもどる日の夜だった。
大好きだったんだ、本当に。
Love-tuneにたくさん夢を見せてもらった。
救ってもらった。
今度はいろんな人に見せた夢を自分たちで叶えてほしい。
1ファンのエゴでものを言うなら、その「夢」が7人で叶えたいものであってほしい。
Love-tuneはいつも私の理想だった。
いろんな言動から読み取れる人柄がみんな方向性は違うけど、一人残らず暖かくて、努力家で。
「こんな大人になりたい」ってずっと思ってた。
自分の人生に真剣な7人が眩しかった
ずっと踏ん切りがつかなかった留学、挑戦しようとやっと動き出せたのは美勇人くんのおかげだよ。
Love-tuneのこと、好きになって初めて知った気持ちもたくさんある
人の幸せを願うことがこんなにも楽しくて、切なくて、一生懸命にさせて、素敵なことなんて知らなかった
きっとLove-tuneは戻ってくる。
Love-tuneという名の下ではないかもしれないけれど
また7人でステージに帰ってきてくれる
2018年11月30日、私はジャ二オタを卒業しました。
Love-tuneがなくなるとき、私はジャ二オタを辞めるだろうと思っていた。
ジャニーズにLove-tuneのメンバーが残ってバラバラに活動しても全員追ってたとは思う。
でも、途中で苦しくなるのは目に見えていたから。
中3に上がる春休み、嵐が好きになりました。
中3の秋、関ジャニ∞の歌に惚れました。
高2に上がる春休み、Hey! Say! JUMPの裕翔くんに落ちて、気がついたら薮くんが好きになってた。
高3の秋、たまたまツイートで見かけた動画でローラースケートをしていた優斗を好きになった。
らじらーに出てる謙ちゃんのグループをたまたま見てたらパフォーマンスがすごかった。
それからしばらくして、怜央に一目惚れした。
『私は本当にジャ二オタを辞めるのか』
この問いを昨日の私自身に問いかけたときに思い浮かんだのは、たくさん担降り(掛け持ちするのが苦手なタイプ)したけれど、今までの自担たちだった。
怜央をはじめ、ニノ、亮ちゃん、薮くん、
そして優斗
優斗。
最後までこんなファンでごめん
本当は優斗のことまっすぐ好きでいたかった
私は器用じゃないから、弱いから、
追い風の中にいるHiHi Jetsと足枷のついているLove-tuneを同時に見ることはできなかった
Love-tuneから目を離したら消えてしまいそうだった。
それを言い訳にして優斗のこと直視できなかった。
優斗の動向は多分これからも小耳に挟む程度では把握し続けると思う。
CDデビューしたらCDも買わせてほしい。
でも、ごめんね。
優斗たちのことを直視できるようになるには時間がかかりすぎると思うんだ。
でも、君たちは本当に幸せになって。
忙しいかもしれないけど、体を大切にね。
心も大切にしてね。
自分を大切にして、しあわせになって。
幸せいっぱいの日々を願ってる。
CDデビューも待ってるよ。
ジャニーズJr.応援するの楽しいって思わせてくれたのは優斗だった。
優斗がスーパーアイドルになって、みんなのスーパマンになっても、優斗のことは忘れない。
優斗のこと、好きだったよ。大好きだった。
短い間だったけどありがとう。
しばらく考えた末、出した答えは「ジャ二オタを辞める」と言うことだった。
とはいえ、もしかしたらいきなり戻ることがあるかもしれないけれど。
そのときは、またジャ二オタやってるよ、って笑ってみててください。
私はLove-tuneのファンになってどう?つらくない?って言われても
Love-tuneを好きになって後悔なんか一ミリもしてないって言いたい!
だって、大変でも、辛くても、笑って「苦労なんかない」って言っちゃうLove-tuneのファンだもの!